前回まで
前回のブログでは水漏れが発生し、洗面台を交換するのか、はたまた修理するのか、選ぶ必要があることまで書かせていただきました。その続きになります。
さて、前回も書いたのですが、この蛇口、斜めの場所に取り付いておりまして交換するのが難しいとのことでした。パッキンのみを交換しましたが、水漏れは収まらず。。
型番の調査からスタート
交換するにしても型番が分からに事には部品も調達できない。そこで型番を調べました。
型番は多少古いものでもついてましして、写真のように蛇口の側面や裏側にシールが貼ってあります。
型番をみると「TBC 326T」
TBCはメンズエステ?
TBCって?住宅メーカーあったか?よくよく調べていくとTBCは「株式会社タブチの326T」であることがわかりました。さらに松下電工(現在のPANASONIC)のOEM供給商品であることが判明しました。
だんだん正解に近づいてきた気がします。
実は今回の水漏れではほかの水栓などに不具合個所は全くなく、ホースを一部交換すれば済むことがわかってきました。ネット上では他の方にも同じような不具合が発生している様子で情報がたくさんありました。
今回修理をするために必要な部品はPANASONICのHPから検索します。具体的には今回の機種はPANASONICでは「CQ923BZ」として取り扱いされておりました。写真が掲載されており、全く同じものでした。
交換ができないホースもあります。「ナット式」
そこで衝撃的な内容が。。。
「シャワーホースの交換は、お客様ご自身ではできません。」と。
どういうことかといいますと、現在の水栓機器は新しいものには取り付けが簡単にできるようになっております。このタイプであれば少し知識がある方であれば力も入れずサクッと交換ができ「ワンタッチジョイント方式」と呼ばれます。
しかし今回の対象のものは、「ナット方式」と言われており、ねじ込み式となっており、多少戦うための武器のようなものが必要となります。ここで諦めたら前回と同じだと思い、どうせ失敗したらリフォームすればいいよと軽い気持ちでDIYでやることにしました。
今回対象となるホース部分は「CQ783B12SK」 という型番のホースです。楽天でぽっちと購入し、3日後無事に到着しました。
手順はものすごく簡単です。使った道具はプライヤWPP-250と六角レンチESMー160です。プライヤーは普通のかたはあまりなじみがなく、使いにくいかもしれませんが、コツをつかむと少ない力で作業ができます。また、今回使ったモンキーレンチは洗面台の下のため、小回りがきくものを選んでます。作業性が求められる場所での作業になるので、小回りが利きやすいものをそれぞれ選びました。
主な手順
おもな手順はこんな感じです。元栓は占めてからのほうがよいです。
- シンクの下のタンクの水を抜き、外しておきます。
- モンキーレンチとプライヤーを使って金具の部分を取り外します。ここは割と簡単に取れてしまいました。
- シンク側からヘッドとホースを抜きます。少し引っ掛かりますが気にせず力で持っていきました。するっと取れると思います。
- 古いほうのヘッドを外しておきます。
- 新しいホースにヘッドを付け替えて上からホースを挿入します。
- ①で外した箇所を取り付けます。
手順は以上でした。工事をやってから数日たちますが今のところ順調です。PANASONICの忠告に従わず自力で施工したので自己責任になってしまいますが、問題ないでしょう。
ホースがおおむね5000円程度で作業時間は30分くらいでした。難しい作業ではありませんが、いかんせん作業がしにくいのが欠点です。特に接合部がうまくはまっているのかあまり実感がありませんでした。それでも結果オーライでしょう。
そんなこんなで無事完了。よかったです。
同じような境遇で困っている方がおられましたら、参考にしていただけたら嬉しいです。
それでは!!
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